いい家を建てるにはさまざまな条件があります。
その中で特に重要なのは、信頼できる設計士と出会うこと。
なぜ信頼できる設計士と出会う必要があるのか?
そもそも設計士とはどんな仕事をしている人たちなのか?
そもそも設計士とは?
その名のとおり建物の設計を行う人です。建築現場では設計図をもとに家がつくられ、その設計図を描いているのが設計士です。
お客さまの要望を聞きながら家のデザインや間取りを考え、それがカタチとなるよう設計図を描きます。
他にも「地震などの災害に耐えられるか?」「家事動線を良くするためにどうしたらよいか?」「省エネ効率を上げるためにどんな仕様がよいか?」「見た目を良くするためにどうしたらよいか?」……など、様々なことを考え、設計士が一枚の設計図を描いていきます。
信頼できる設計士に出会うべき理由
設計士はいわば家を創り出す仕事。
信頼できる設計士であれば、お客さまの理想やイメージをしっかりと聞き、安全性や快適性を損なわないよう考え抜いて設計します。
お客さまのご要望と安全性が両立できない場合もありますが、「他に方法はないか?」「代わりにできることはないか?」と考え、折り合いをつけ設計をします。
また、信頼できる設計士はご要望を聞いた上で「こういう間取りにすると便利ですよ」「こういう仕様にしてみてはいかがですか?」「こんなデザインがいいですよ」とお客さまに積極的にご提案します。
以前、あるお客さまに対して南道路の土地で敢えて東に玄関とリビング、庭をつくるようご提案しました。そうすることで、プライバシーが守られ、庭も自由に使えるようになります。これが仮に南向きの家だったら、道路から居住空間が丸見えでプライバシーがなく、結局カーテンをずっと閉めたままの生活を余儀なくされていたでしょう。
こうしたご提案ができるかどうか?
引き出しをたくさんもっているか?
そしてお客さまのことを考えられるか?
これが設計士の腕の違いだと言えます。
信頼できる設計士に出会うのは難しい
家の良し悪しは設計士によって決まると言っても過言ではありません。
とはいえ、信頼できる設計士に出会うのはなかなか難しいもの。
複数のハウスメーカーや工務店から家を選ぶように、設計士とも色々と話をしてみて、「しっかり話を聞いてくれるか」「希望に合う提案をしてくれるかどうか?」など、信頼できる設計士かどうか選んでいただくほかありません。
家づくりの際には、設計士にも着目してみてください。