エコハウスとは | 二十二世紀の家|ECOHAUS(エコハウス)|木の断熱材エコボード
呼吸する断熱材 孫の代まで受け継ぐ 22世までのこる家 100年先もずっと
エコハウスとは

⼆⼗⼆世紀までのこる家

私たちがめざす「⼆⼗⼆世紀まで遺る家」づくり。 それは、⽊質断熱材「エコボード」で家を取り囲み、隅々まで⾃然素材にこだわりつくすことで、家そのものの性能を⾼めること。 創業以来、ログハウスづくりで培った技術と知恵を注ぎ、⼆⼗⼆世紀までのこる「エコハウス」をつくります。

私たちの考える家の価値 Value

空気がきれいな家

01⾃然素材が浄化・調湿する 空気がきれいな家

エコハウスでは、家を取り囲む壁、床材はもちろん、住宅設備の扉や内部まで、化学物質をできる限り使⽤しない、⾃然素材・健康素材を使うことにこだわります(もしくは JASおよび JIS規格でホルムアルデヒドの放散量が少ないと認められた F☆☆☆☆グレードの建材・部材を使⽤)。 とくに壁材には、空気を浄化して匂いを吸着するだけでなく、室内を快適な湿度に調整して結露を防⽌する珪藻⼟や、漆喰を使っています。これらの壁は、断熱、調湿、保温、消臭、VOC吸着といった家が呼吸する能⼒を⾼め、住む⼈にとって健康で良質な空気環境を実現してくれます。

02住むほどに美しくなる 経年美を味わう家

⽇本の家は20年で資産価値を失い、25年あまりで取り壊されてしまいます。⼀⽅、住宅先進国のヨーロッパでは100年以上の⻑寿命住宅が当たり前です。 エコハウスでは、たとえ傷つきやすくとも、暖かな無垢材のフローリングを使ったり、⽊の呼吸や肌触り、ぬくもりを⽣かした植物性の塗装を施したり、ひび割れは⼊っても修復できる漆喰を使った家づくりを⾏います。 良質な材料を⽤い、丁寧にしっかりとした家をつくることで、時とともに美しくなる家をつくりたいと考えているから です。それでも、メンテナンスや交換なしで100年保つ家などはありません。⻑寿命の家をつくるということは、メンテナンスすることを前提に家をつくるということです。 皆さんの⼈⽣と⼦どもや、孫たちの⼈⽣を包み込んでくれるような、次の世代に渡せるだけでなく、住むほどに美しくなる経年美を味わえる家づくりを⽬指しています。
経年美を味わう家
温度を⼀定に保つ魔法の家

03⽊質断熱材「エコボード」で取り囲んだ 温度を⼀定に保つ魔法の家

住宅構造材は、⼤きく分けて「⽊材」「鉄(鋼材)」「コンクリート」の3つです。中でも「⽊材」は熱伝導率が最も低く、鉄の約440倍、コンクリートの約13倍という断熱性・遮熱性を備えています。※ エコハウスでは、構造体としてこの断熱性・遮熱性にすぐれた⽊材を使うだけでなく、家の70%を占める断熱材にも、⽊でできている「エコボード」を採⽤。この「エコボード」で、屋根・外壁・床を隙間なく密閉するように居住空間を取り囲みます。 ⽊質断熱材「エコボード」は遮熱性能が従来の繊維系断熱材や⽯油系断熱材と⽐較して⾼く、冬夏を問わず、8.2時間(トリプル断熱は9.8時間)もの間、外部からの冷気・暖気の侵⼊や流出を許しません。 この「エコボード」の⾼断熱・⾼遮熱という性能と⾼気密の施⼯が、暑い夏には外気を遮断し、寒い冬には家の中の暖気を外に逃がさない。まるで魔法瓶のように家の中の温度を⼀定に保つことができ、1年を通じて快適に過ごすことができます。

04透湿性の⾼い壁材・断熱材を採⽤ 壁が呼吸するカビない家

空気中にはそもそも⽔分が含まれています。暖房や調理など⼈が⽣活をすれば、⽔蒸気が空気中に排出されていきます。そして、この室内の暖かく湿った空気と⼾外の冷たい空気に温度差がある以上、結露はどうしても発⽣するのです。さらに、この⽔蒸気を透湿性のない壁やビニールクロスで遮断してしまえば、堤防のように⽔蒸気がせき ⽌められて、結露してしまいます。むしろ問題なのは、壁の内部で発⽣する結露。密閉された壁の内部での結露は家の⾻組みに⼤きなダメージを与えかねません。 エコハウスでは4つの結露対策を講じています。 ① 「エコボード」による外断熱で、家の⾻組みである構造材をすっぽり包み、冷やさないという⽅法。 ② 「エコボード」を内断熱にも使うダブル断熱、トリプル断熱により、外気との温度差を発⽣させないこと。 ③ 珪藻⼟や漆喰のような呼吸する壁材で、⽔蒸気の移動を遮らないこと。 ④ 「エコボード」の⾼い透湿性により、⽔蒸気が⾃由に⾏き来する「呼吸する家」にすること。 この「呼吸する家」こそがカビない家、⻑持ちする家となり⼈から⼈へ受け継がれるエコハウスとなるのです。
壁が呼吸するカビない家
⽊づくしの地球にやさしい家

05⼆酸化炭素を吸収して地球温暖化を防ぐ ⽊づくしの地球にやさしい家

夏は⾼温多湿、冬は厳しい寒さと乾燥という⽇本の気候⾵⼟。⽊材はその優れた断熱性から、夏涼しく、冬暖かいという⼼地よさを提供する⽇本の住宅に最適な素材と⾔えます。 しかし、⽊材という素材の素晴らしさはそれだけではありません。 ⽊材のもととなる樹⽊は何⼗年、何百年もかけて成⻑します。樹⽊はその成⻑過程で、光合成により⼤気中の温室効果ガスである⼆酸化炭素を吸収し、地球温暖化を防ぐ機能を持っています。吸収された⼆酸化炭素は、炭素として樹⽊に取り込まれ、糖類を合成し、樹⽊の成⻑エネルギーとなり、根、幹、枝葉を構成する物質になります。この樹⽊が伐採されて⽊材となっても、⼤気中から取り込まれた⼆酸化炭素は、その⽊材を燃やされない限り蓄えられたままです。そのため、⽊材は「炭素の貯蔵庫」などと⾔われ、⽊材を使⽤した製品が増えるほど⼤気中の⼆酸化炭素が減るということになります。 エコハウスでは、⽊造住宅にこだわっています。⽇本の⼀般的な⽊造住宅⼀⼾あたりの⽊材使⽤量を25㎥(杉・檜・⾚松)と仮定すると、⼀般的な⽊造住宅⼀⼾で⼤気中の⼆酸化炭素を約18トン蓄えていることになります。※ つまり⽊造住宅を建てるということは、約 18 トンの温室効果ガスを蓄積し続けることになり、地球の環境に貢献することになるのです。 ※⽇本⽊材・住宅技術センターによる⽊造軸組⼯法住宅の⽊材使⽤量24.9㎥。杉の容積密度314kg/㎥、檜の容積密度407kg/㎥、⾚松の容積密度451kg/㎥を元に、平均値390kg/㎥を算出。

06⽊造住宅の特性を⽣かした制震システム 安⼼して暮らせる家

⽊造住宅は鉄筋コンクリート構造や鉄⾻構造に⽐べ⾃重が少ないため、揺れが少ないという特徴を持っています。エコハウスでは、この特徴を⽣かしつつ、地震に備える上で、地震エネルギーを吸収する「制震」システムを組み込みます。 「制震」システムの特殊粘弾性ゴムが揺れに応じて伸び縮み、地震エネルギーを熱に変換して吸収します。⾼い制震効果だけでなく、繰り返しの地震や建物の倒壊・変形も抑えて、余震にも効果が望める装置です。
安⼼して暮らせる家

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