エコボードが他の断熱材と違う8つの性能【後編】

2020/3/19

エコハウスが快適な秘密は、断熱材「エコボード」
断熱性、遮熱性、透湿性が高いエコボードですが、性能はこれだけではありません。
今回は、遮音性、耐水性、耐火性についてご紹介します。

 

遮音性~日本で初めての遮熱遮音ボード~

 

車の音や人の話し声、工事現場の音など、私たちの周りにはさまざまな騒音が溢れています。
木でできたエコボードは音を吸収し、音の共鳴を防ぐため室内がとても静か。外部からの騒音に対して私たちの暮らしを守ってくれます。

 

エコボードを使用した家では、75db(デシベル)の音(トラックが走るときに出る騒音なみの音の大きさ)を40db(図書館や深夜の市街地並みの静けさ)にまで減衰することができます。
またテレビやピアノなどの室内の音が外に漏れるのを防ぐ効果もあります。

 

耐水性~水の侵入を完全に防ぐ~

 

一般的な住宅では雨漏りが起きてしまった場合、室内に水が侵入して生活に支障をきたすだけでなく、柱や壁などの構造体を痛め家の寿命を短くする原因にもなります。
深い凸凹加工で継ぎ目のない施工を可能にしたエコボードなら完全に水の侵入を防ぎ、雨漏りの心配が不要です。
また耐水性能に優れたエコボードは施工中に雨が直接降りかかっても断熱材の内部まで雨水が浸透することはありません。
高い耐水性能を持つエコボードを使用することで家の寿命を延ばすことへつながります。

 

耐火性~火にも強く有毒ガスが発生しない~

 

日頃生活する上で怖いのが火事。
大切な命を守るためには、耐火性の高い家に住むことが重要です。

 

日本の建築基準法では防火基準が定められています。
一般的な住宅は燃えてから15~30分程耐えられる仕様となっていますが、エコボードの場合は最大60分まで耐えることができます
エコボードは国土交通省の厳しい認定を取得した安心の耐火性能を誇り、火が一気に燃え広がるのを防ぐため、その間に避難ができ命を守ることができます。エコボードの実験では、800~950℃の窯の中で45分間炎に晒してもすべて燃え尽きませんでした。

 

実は火災が起きた際に亡くなる原因として多いのが、石油由来のクロスや断熱材などが燃える際に発生する青酸ガスによる中毒死。
万が一、火災が発生した場合でも自然素材でできたエコボードは、火災によって有毒ガスが発生することもなく、被害を最小限に抑えることができます

 

木製断熱材エコボードを使用したエコハウスであれば、火災に強く安心で安全な家を実現します。

 

2回にわたってエコボードの性能についてご紹介しました。
性能が高いものを使っているからこそ、安心、安全、快適な暮らしが実現できます。
普段は私たちの目に触れることがなく家の70%を構成する断熱材は、暮らしを左右する大切な要素となっています。
エコハウスでは、実験や宿泊体験を通してエコボードの性能をご体感していただけます。
ぜひお気軽に足をお運びください。

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