家の寿命を伸ばす3つの条件

2019/11/7

二十二世紀までのこる家」を実現するためには、当然家が長持ちしないと意味がありません。家の寿命を伸ばすための条件。それは「地震にも耐えられる」「住みやすい」「住むほどに味わいが出てくる」という3つだと考えています。

 

まずは「耐震性」。日本は言わずと知れた地震大国ですから、地震によって家を失うケースが多いんです。エコハウスの家は最高ランクの耐震等級3で、地震エネルギーを吸収する制振ダンパーも装備。大きな地震が発生しても倒壊の心配はありません。

 

2つ目の「住みやすい」という言葉は少し漠然としています。まず挙げられるポイントが脱原油。プラスチックなど原油由来の建材は劣化してしまいます。そのため私たちは極力石油由来の製品を使用しません。

 

その代表格が木製断熱材エコボード。多くの住宅に使われているウレタンやグラスウール系の断熱材は石油に由来する製品であるため、月日が経つにつれて劣化し性能も低下してしまいます。エコボードであれば劣化せず、いつまでも断熱効果が持続するので、住みやすい環境が維持できます。また、石油由来の材料を使わなければ、柱や梁などの骨組みも劣化せず、高い耐震性をキープすることにもつながります。

 

最後は「住むほどに味わいが出てくる」こと。日本の家は品質も高いし、それなりに長持ちします。ただ、およそ25年で取り壊してしまうことが多く、その理由は注文住宅だから。自分好みの家を実現できるのが注文住宅の魅力ですが、建てた人だけの都合に合わせた間取りや仕様になってしまっているのがデメリット。注文住宅は汎用性が低いため、取り壊してしまうことが多いのです。日本の注文住宅は、子に代替わりしときや、家を売るときに譲りにくいのです。

 

一方、欧米では建売がほとんど。いつまでも住み続けて、人にも譲りやすい。
だから長持ちして、味わいがある家になるのです。

 

エコハウスでは、以上の3つの条件を意識した家づくりに取り組んできました。100年先ものこる家とはどんなものか?ぜひ、エコハウスで確かめてみていただければと思います。

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