わたしたちは家と庭の提案をしています。
木の断熱材を使ってつくる家と木を暮らしの中に感じられる庭
家は、床や壁板、家具についても木の質感を活かした提案をすることにこだわってプランを考えています。
庭は、少しでもいいから季節を感じられるように家の窓から見える場所に木を配置したり、花や木々の紅葉の色をその時々に楽しむことができるように。
私たちの活動をわかりやすく知っていただけるように4月に稲沢市の千代田農園さんの案内のもと、庭木の畑を見に行く勉強会を行いました。
普段は庭師さんにお任せだったり、ガーデンショップやホームセンターで売っているものを選んでいる植物が育てられている場所で、どのように育てられ、出荷されているのかや、大変さ、木の育ち方や選び方を2時間かけてとても丁寧に説明してくれました。
わたしたちや一緒に仕事をしている庭師さんも知らないことをたくさん話してくださり、わたしたちも勉強モードに。
ガーデンショップなどでは運搬ができるように適度な高さのものしか見ることができませんが、畑では5mを超えるまでに成長した木々がたくさんあり、参加者の皆さんはお宝探しのように各々に散策。なかなか次の場所に移動できないほどに真剣そのものでした。
庭木の設計は植えた時の風景ではなく、木々がその土地に馴染んで大きく育っていく5年以上先を見据えたバランスを見て考えられます。
また1年の中で花がどんな順番で咲いて、どんな色で庭の景色が見えるかも考えます。
家と庭が1年、どのように家族の暮らしを彩っていくのかを考えることはとても楽しいことです。
家だけでは暮らしは物足りなく、やはり庭や観葉植物、家具、雑貨、食や衣服などがあるから楽しく、思い出が深いものになっていく。それは決して難しいことではなくて、興味を持ったことから少しづつ試してみればいいと思います。
人は年齢と共に趣味嗜好も変わっていきます。変わるから毎日が楽しいと思います。試しながら、上手くなりながら変わっていく。心が大らかになり、どんどん暮らしが深いものになっていく。
ぜひ家に緑を…