前回の施工事例( https://ecohaus.jp/blog/works/1281/ )の取材に ご協力いただきましたSさま。エコハウスを選んだ理由や、実際に住んでみた感想をお伺いしました。
Q:なぜエコハウスを選んだのですか?
ご主人:最高スペックで家を建てたいなと思っていました。細かい面はお任せだったのですが、木のサッシやエコボードのご提案をいただいて、「これなら間違いない!」と思いました。
奥さま:主人が5年間海外出張に行っていたときに、私は20年前に建てられた全館空調の実家で生活していました。快適だったのですが、下の子がまったく汗をかかないのに違和感を覚えました。設備機器で作られた快適な住環境に、「自分の家ではない」という気持ちが強くなったのです。「家を建てるときには、自然に従った、悪いものを使わずに建てたい」という想いからエコハウスさんにお願いしました。
Q:エコボードについてはどう思いますか?
ご主人:私は自動車関連の仕事をしていますが、環境保全やCO2削減などの観点から、今まで使えていた材料や薬品があるときを境に使えなくなる場合があります。住宅も同様です。エコボードは自然素材なので、そういった心配がないのが良いなと思いました。将来必ず選ばれる建材なので、先駆けて取り入れたいと思いました。
奥さま:たとえば将来、この家を壊したとしても自然に還る。環境に優しい。矛盾していない家。そういうことを子どもたちに体感として分かってもらいたい。それにはエコボードの家がうってつけだと思いました。
Q:エコハウスの家に住んでみた感想をお願いします。
奥さま:私は海外ボランティアの経験があるのですが、そのときに今の世の中には物が溢れていると感じました。「必要最低限で暮らす」という価値観に変わったのです。今までの自分だと狭いと感じていただろうこの家も、4人で暮らすには十分すぎると思っています。
自然と共存し、森の中にある家のイメージが実現できてうれしいですね。
インタビューにご協力いただいたSさま、ありがとうございました!
昔はハイブランドのロゴが入ったものに価値を感じていた奥さまですが、今では「無地で着心地の良いTシャツも好き」という価値観をお持ちです。
“ブランド”よりも素材重視。
サラッとしたもの。機能やデザイン、心地よさなど。
「この家と自分の価値観が合っている。自分の生活の中で感じていた矛盾がなくなった。」そんなお話を聞きつつ旦那さまが奥さまに、「価値観の変化と今の暮らし、この家の存在が君っぽいよね」とおっしゃっていたことが印象的でした。