ドイツ研修へ【前編】

2019/7/30

6月に、4泊6日のドイツへ研修に行ってきました。研修ではエコハウスが採用している木製断熱材エコボードについて学んだり、ドイツの住宅や街並みを見学しました。

 

 

まずドイツに行って感じたのは、家に無駄がないということ。どの家も同じようなデザインで、正直言って「ものすごく新しい!」とか「めちゃくちゃカッコいい!」という印象はあまり感じられませんでした。ドイツの人たちにとって良い家とは、性能が高い家なのです。機能性から生まれるデザインこそが美しいデザインということだと思います。

 

 

基準をしっかり守るのはもちろん、暮らしやすくて環境にやさしい家づくりがドイツでは求められます。サッシ1つとっても、冬でも寒くなくて快適に過ごせるよう、3重にも4重にもなっているのが印象的でした。寒くないということは暖房に使うエネルギーも抑えられるということです。

 

塗り壁の家が多くて、日本のように石油由来のサイディングを使っている家もほとんど見かけませんでした。

 

ドイツの住宅はシンプルなのですが、街全体には統一感があって、整然とした美しさが感じられました。

 

 

研修の合間にフランスにも立ち寄りました。
そこで目にしたのは、ドイツの家とは異なる、デザインに凝った見た目が美しくて豪華な家が立ち並んだ街。国は隣どうしですが、住宅に対する考え方の違いを見ることができて面白かったです。

 

続きは次回お話しますので、楽しみにしていてくださいね。

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